Materialise社とのソフトウェアパートナーシップを発表
ボストン(2021年2月23日) – マイクロスケール3DプリンティングシステムのパイオニアであるBoston Micro Fabrication(BMF)社は、3Dプリンティングソリューションの世界的リーダーであるMaterialise社とのソフトウェアパートナーシップを発表しました。Magics Print for BMFは、業界リーダーであるMaterialise社が、BMFのマイクロスケール3Dプリンティングシステム向けに、3Dプリントをより確実に正確にする作業環境を提供します。
この提携があなたにもたらす価値とは
Magics Print for BMFでは、サポート構造の生成が改善され、ユーザー独自の形状に合わせてカスタマイズされた、より多くのサポート構造のタイプとスタイルが可能になりました。その結果、ビルドの成功率と精度が向上し、全体の前処理時間が大幅に短縮されました。
Magics Print for BMFは、以下のようなすべてのソフトウェアビルドの前処理を1つのツールで行います。
- STLファイルのインポート
- パーツの移動、回転、拡大縮小
- アレイによるパーツの複製、自動配置によるパーツの配置
- Point、Line、Block、Cone、Treeの各サポート構造のカスタマイズ可能なプロファイルによるサポート構造の生成
- Magics Build Processorによる高解像度ビルドデータ(スライス/レイヤー)の作成
Materialise社のシニアマーケットディレクターであるKarel Brans氏は、「本日の合意により、当社の主要な3Dファイル編集ソフトウェアの強みと、BMF社の強力なPµSL 3Dプリント技術が組み合わされることになります」さらに「これにより、BMFのお客様は、今日の市場で入手可能な最高レベルの精度と正確さを達成することができます。」と述べています。
「Magics Print for BMFは、BMFの顧客が今日の市場で最高レベルの精度と正確さを実現するのに役立ちます。Magics Print for BMFは、3Dファイルの生成とmicroArchシリーズの超精密3Dプリンタとの間を簡単につなぐ、スムーズなワークフローをお客様に提供します。Magics Print for BMFは、最高品質の製品をお客様にお届けするという当社の目標に合致しています」と、BMFのCEO of Global OperationsであるJohn Kawolaは述べています。
BMF – ボストンマイクロファブリケーションについて
Boston Micro Fabrication(BMF)は、超小型精密3Dプリントを専門とする企業です。同社のmicroArchシステムは、PμSL(Projection Micro-Stereolithography)と呼ばれる3Dプリント手法を採用しています。この手法では、光、カスタマイズ可能な光学系、高品質な動作プラットフォーム、制御された処理技術を活用して、エレクトロニクス、医療機器、マイクロ流体、MEMS、バイオテクノロジーなどのさまざまな業界における製品開発、研究、工業用小ロット生産向けに、業界で最も正確で精密な高解像度の3Dプリントを実現します。この技術は、製品メーカーが品質や規模を犠牲にすることなく3Dプリントのメリットを活用できるようにすることで、業界の真のブレークスルーをもたらします。
2016年に設立されたBMFは、シンガポール、ボストン、深圳、東京にオフィスを構えています。BMFの詳細については、BMF製品サイト をご覧いただくか、3dunit@orute-corp.co.jp までメールでお問い合わせください。
マテリアライズについて
Materialiseは、30年にわたる3Dプリンティングの経験を、さまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリンティングサービスに組み込み、それらが一体となって3Dプリンティング業界のバックボーンを形成しています。Materialiseのオープンで柔軟なソリューションにより、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アート、デザイン、消費財など、さまざまな業界のプレイヤーが、世界をより良く、より健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントアプリケーションを構築することができます。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つマテリアライズ社は、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大級の3Dプリント施設を兼ね備えています。詳細については、www.materialise.comを参照ください。